--Windows95とAWE Control PanelでSound Blaster AWE32にSound Fontをロードする--
Last updated March 24, 1998
First created February 24, 1998
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AWE Control Panelとは、Sound Blaster AWE32/AWE64をコントロールするCreative Labs純正のソフトだ。WaveFxサンプル・ファイルやSoundFontバンク・ファイルをSound Blaster AWE32/AWE64にロードして、サンプラーとして使うことができるという強力に便利なソフトである。
「プラグ・アンド・プレイに対応している AWE32、SB32 ユーザー」や「Software Upgradeを購入したユーザー」はすでにWindows 95 用 AWE Control Panel を入手しているはずなのでこの章は関係ない。
なおAWE Control Panel (version 2.06) for Windows 95 を使用するためには、Windows 95 用の最新ドライバが必要になる。
SoundFontとは、Sound Blaster AWE32/AWE64で使えるサンプル・ファイルのことだ。AKAIやRolandのサンプラーと同じように、MIDIで鳴らすことができる。SoundFontはCD-ROMやインターネットで入手できるし、Vienna SF Studioを使えば自分でサンプリングしてSoundFontを作ることもできる。
スタートメニューから先ほど追加した「AWE Control Panel」をクリックするか、もしくは「エクスプローラ」でC:\Program Files\AWE\AWECP95.EXEをダブルクリックします。
AWE32は標準で512KBのメモリを搭載しているが、それ以上大きなSoundFontをロードするためにはメモリを増設する必要がある。AWE32で使用できるSIMMは、30ピン80ns以下で同じ容量のメモリを2枚一組で使う。最大メモリサイズは合計28MBだから8MBのSIMMを2枚増設すると無駄がない。やたらと高いうえに入手しずらい純正メモリなんか使う必要はさらさらない。